『最近疲れやすくなった』
『最近つまづいたり、転びそうになることが多くなった』
もしかしたら、それ
ロコモティブシンドローム(通称:ロコモ)とは
運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を 「ロコモティブシンドローム」=ロコモといいます。
日本整形外科学会HPより参照
運動器ってなんだろう?
運動器とは、身体が動くために必要な仕組み。いわゆる骨や筋肉、関節、神経などの総称です。
すなわちロコモとは
骨が脆くなる・筋肉が減る・関節が痛むなどの原因で、歩いたりするときに支障が出るということ
ロコモは自覚症状がなくても進行している場合があります。
気づいたときにはすでに遅し!転倒により骨折してしまうことも・・・・
要支援・要介護になった原因
ロコモが進行することによって、転倒・骨折することが介護が必要になってしまう大きな原因になっています。右図でもわかるように要介護の原因の多くが『運動器の障害』や『高齢による衰弱』などのいわゆる運動習慣によって未然に防げるものとなっております。
運動習慣で介護の可能性を6割防げる?
運動習慣を身につけることで認知症予防にも効果が期待されております。運動と認知トレーニングを掛け合わせた『コグニサイズ』の普及も行われております。※国立長寿医療研究センター 運動習慣の定着によって要介護の可能性を6割程減らすことが予測できます。
原因一覧
ロコモティブシンドロームの見分け方
ロコモのチェックリスト
- 5年以上、運動らしいことをしていない
- 階段を使わずにエレベーターなどを利用している
- 50代を超えてから腕や脚を骨折してことがある
- 日常生活で歩いたりすることがほぼない
- 階段を降りるときや歩くときに膝に違和感、痛みがある
- 最近、足が細くなってきたと感じる
- 毎日、車で移動したり徒歩で移動することがほぼない
- 足が攣ったり、浮腫みやすくなった
この中で1つでも該当項目があればロコモ予備軍の可能性が・・
特に日常的に歩くこともなく運動習慣がない人は高い確率でロコモが進行している可能性があります。
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ロコモティブシンドロームにならないためには?
対処法には病気の予防、病気に対する薬物や手術による治療、運動器の力の衰えに対する筋力やバランス力のトレーニング、痛みや痺れに対する治療、栄養不足や栄養過多の改善などがあります。また生活習慣病の予防やその治療を合わせて行うことも必要です。※日本整形外科学会HPより参照
生活習慣の改善
過体重→膝への負担 低体重→骨粗鬆症 歩くのが億劫になったり転倒時に骨折するリスク大
運動習慣の定着
足腰の筋力UP 骨密度のUP 運動を行うことで運動器の機能改善につながる
定期的な健康診断
病気の早期発見 改善策の共有 重篤な状況を未然に回避。身体の現状確認を
健康診断に関してはあくまで現状を知るための1つのツール。
大切なのは食習慣や運動習慣の改善および定着。運動器の機能改善や
膝や腰などの負担を減らす体づくりがとても重要です。
最後に
寝たきりの生活や最後まで自立した生活を行うためには
認知症やロコモティブシンドロームを未然に防ぐことがとても重要です。
そのためには定期的な運動を行う習慣が必要ですが、その習慣を身につけるのが難しいですよね。
BーWELLNESSでは、シニア世代の誰もが運動習慣を身につけられるようにサポートしております。
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B-WELLNESS 大川
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